ご挨拶
 

 健康とは健体康心の略語であると言われています。ですから、「健康」だけで心身ともに健やかな状態を表現しています。東洋医学ではこの健康に「気」というものが深くかかわっていると考えます。気とは雰囲気、やる気、元気などのように、目には見えないけれど何らかの力を持つもののことであり、この気が体の中を巡って諸臓器を活動させています。
  それ故、体内を順調に気が巡っておれば健康状態であり、何らかの原因により気の巡りが悪くなった状態を「病気」といいます。したがって、病気になれば心身ともに不調を来たします。鍼や灸はこの気の巡りを良くして健康な状態に回復させる治療法でありますので、体が軽くなるとともに、気分も良くなります。ですから、最も根本的な治療法であるといえます。
 今、この鍼や灸が世界で注目されています。それはこれまで主流であった西洋医学的治療が必ずしも最善の方法ではなく、費用対効果の面や、副作用の面など総合的に考えて鍼灸やその他の伝統医学を見直し、積極的に治療に取り入れようではないかという事になってきたからです。
 しかし、鍼灸についての知識は日本国内においても十分ではなく、主として痛みの治療法としての地位しか与えられておりません。
 西洋医学が普及するまでは、日本では鍼灸と漢方薬ですべて治療していたわけですから、適応範囲は非常に広いのです。私どもは、鍼灸の真価を遺憾なく発揮し、皆様方の御期待に副えるよう、日夜研鑽に励んで居ます。鍼灸を病気の予防の為にも使っていただきますようお願い致します。
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