鍼灸師法制定に向けて提言募集!

 

「この秋は雨か嵐か知らねども今日の努めの田草取るなり。」明治と終戦時の二度の大嵐に見舞われながら、今日のつとめを果たし続け、先人がようやく守り抜いた鍼灸治療。いま、この日本の鍼灸治療が医療制度の不備により、絶滅の危機を迎えています。それは鍼灸が世界に普及した中で中国と韓国の覇権争いが始まり、それにアメリカなども加わって競争が激化しているからです。三度目の大嵐といってよいでしょう。

 中国や韓国では中医師、韓医師として制度が整っており、また諸外国では鍼灸治療を行うためには医師が所定の研修を受ける必要があります。このように世界では高度な教育が行われている中で、日本のみが専門学校3年間という貧弱な養成制度の下で教育されています。このような環境の中で、中韓の覇権争いや、アメリカの特許戦略などが日本鍼灸を危機に陥れようとしているのです。しかし、それにも増して、世界で西洋医学の限界が指摘され、統合医療化の波が渦巻いている現在にあって、なおも抜本的対策を講じ得ない政府の無策こそ指摘されなければならないことと思います。それによって、日本の医療制度そのものが崩壊の危機に瀕しているのです。

 安岡正篤先生は日本人の短所として非論理的、非理性的であり、流行に弱いと指摘されておられます。しかし、かつては常に偉大なるもの貴いものに対する敬虔なる感激尊敬というものを持っている。そして、尊敬し信頼すべき指導者を押し立てて、私を忘れてこれに協力していく、服従していくという思想、精神を持っていた。と述べておられます。

 この伝統的日本精神、日本文化は世界で高い評価を受けており、「ウクライナの学習指導要領には『自然を描写して気持ちを表す日本人の国民性を学ぶことにより、ウクライナとは違った文化をもつ日本と日本人に対する尊敬の念を養う』とあると、前駐ウクライナ大使の馬渕睦夫氏から聞いた。」岡本行夫 産経新聞 1230日。この日本文化に裏打ちされた日本鍼灸は鍼灸の先進国、中・韓両国を凌駕し、独自の鍼灸術として発展してきました。この日本文化の精華の一つである日本鍼灸を守りぬくことは日本の責務でもありましょう。

 我々は四囲の情勢を論理的、理性的に分析し、現在の養成制度が現状にそぐわなくなっていることを認識しなくてはなりません。そして私を忘れて鍼灸師法制定に協力していかなければなりません。それは鍼灸に携わるものの責務であります。そこで鍼灸師法制定に向けて今、何が必要かというと先ず我々自身が現状をしっかり把握し、認識するということであります。しかしそのための行動は未だ立ち上がっておりません。そのために以下の項目について、情報や提言を募集します。どなたでも結構ですので、それぞれ得意な分野で提言をお願いいたします。

 

テーマ:鍼灸師法制定の必要性

 

1.文化的側面から。

A.敗戦のショックやその後の占領政策等による日本精神の衰退。日本文化に対する自信喪失。

これらに対する対策等。

B.日本精神と鍼灸との関連性。

C.その他。

2. 医学的側面から。

A.純粋医学的見地から.

B.医療経済学的見地から。

C.その他。

3.法律、制度の面から。

A.現在のあはき法の問題点。

B.鍼灸師法の具体案。

C.その他。

 

《募集要領》

 

締め切り  なし

文字数   2000程度(相談に応じます)

原稿送付先 (社)山口県鍼灸師会広報部 743-0031山口県光市虹ヶ丘1-11-4
 FAX 0833-72-7376

 戻る                      E−メール shin9yamaguchi@yahoo.co.jp

  4.望ましい鍼灸像、鍼灸師像。

   A.日本の医療制度の中で。

   B.その他。

5.実際の運動展開法。

A.政治家へのアプローチの仕方について。

B.市民運動、世論形成等。

C.その他。